調査・設計
地形や気象、工事の難易度、費用などを総合的に判断して送電ルートを決定。
測量結果から高さや強度などの設計を行います。
仮設工事
工事現場まで、機材や資材を運搬する仮設道路を設置。
工事用地が確保できない場合は、運搬にヘリコプターを使用することもあります。
資機材運搬
資機材の運搬の際に運搬用道路の仮設が出来ない場合は、
索道やモノレールを仮設したり、ヘリコプターを利用したりします。
基礎工事
災害などで鉄塔が倒れないよう強固な基礎をつくります。
鉄橋の大きさや地質によっては、穴の深さが20mを超えることもあります。
鉄塔組立工事
鉄塔を安全で効率的に組み上げていくため、最適な工法を採用。
高さ100mを超える大型鉄塔の組立には、クレーンなどが使われます。
架線工事
鉄塔の間にワイヤーロープを張り、電線を接続して引き替えます。
電線を規定のたるみで張り上げ、がい(絶縁体)に取り付けます。
保守・点検
送電線は風雨などにさらされるため、定期的なパトロールが必要です。
電気を安定して供給できるよう、点検や保守を行っています。